子ども食堂コラム|寄付・支援

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このコラムは 池田真市 子ども食堂基金 が運営しています。

民を飢えさせないこと ― 歴史から問う現代の責任

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民を飢えさせないこと ― 歴史から問う現代の責任

民を飢えさせないこと ― 歴史から問う現代の責任

著者:池田真市(子ども食堂基金 代表)

「今も昔も、為政者の責任とは民を飢えさせないことにある。」
歴史作家・井沢元彦さんの言葉です(『逆説の日本史19 幕末年代史編Ⅱ』小学館)。

社会が安定するための最低限の条件は、誰もが安心して食べられること。これは幕末の時代に限らず、今も変わらない普遍の真理です。

ところが現代の日本では、子ども食堂がすでに1万か所を超えています。本来なら国が果たすべき「飢えさせない」責任を、地域やボランティアが背負っているのが現実です。

子ども食堂は温かい食事と居場所を提供し、多くの子どもたちを救ってきました。しかし、その存在自体が「制度の不十分さ」を映し出しています。民間の力だけで1万か所が必要とされる状況は、政府の責任の重さを示す数字にほかなりません。

これから必要なのは、ボランティアの善意に任せることではなく、制度として食の安心を保障する仕組みです。子ども食堂が不要になる社会を目指すことこそ、為政者の責任ではないでしょうか。

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参考:
井沢元彦『逆説の日本史19 幕末年代史編Ⅱ―井伊直弼尊皇攘夷の謎』(小学館、2022年)

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